
こんにちは、健康アドバイザーのマコトです。
今日は、脳ストレスはいろいろな病気につながっているというお話をしたいと思います。
脳ストレスは万病のもと!
脳でストレスを感じると以下のようなメカニズムで全身症状に現れます。
1.ストレスの原因⇒脳の中でノルアドレナリン(神経伝達物質)が分泌⇒脳ストレス発生⇒セロトニン神経を阻害しセロトニンの分泌低下⇒うつ病、パニック障害などの精神疾患
2.ストレスの原因⇒脳の中でノルアドレナリン(神経伝達物質)が分泌⇒脳ストレス発生⇒副腎皮質でコルチゾールを分泌⇒糖尿病、高血圧、アレルギー、がんなどの内科的疾患
ストレスが病気につながるザックリとしたメカニズムを上記に書きました。もっと複雑に書こうと思えば書けますが、重要なのは脳の中のストレスがいろいろな病気につながっている結果を認識していただきたかったのです。
そこで、ストレスの原因を無くすことが根治療法としては望ましいのですが、現実的には難しいことが多いのではないでしょうか。
では、この脳ストレスを解消する方法をみてみましょう!
セロトニンの分泌を増やす!
セロトニンが分泌されると、心が安定し、気持ちが穏やかになります。森の中で小鳥のさえずりを聞いていると心が落ち着きませんか、セロトニンの作用はそんなイメージです。
このセロトニンの作用は、脳ストレスを軽減させることがわかっています。
他にもセロトニンは、覚醒作用、自律神経の調整、痛みの抑制、睡眠に必要なメラトニンの産生などに関わっています。このブログでも何度も登場する神経伝達物質です。
ただ、セロトニンが実際に分泌されているかどうか、常に測定することは難しいです。
だから、少しでもセロトニンが分泌されるような生活習慣を実践することが大切です。
セロトニンを増やす生活習慣
- 朝起きたら窓をあけ、日光浴をする
- 公園や山に行き、森林浴をする
- 食事には、バナナを食べる
- 有酸素運動(ジョギングやウォーキングなどのリズム運動)をする
- 自然音を聞く(海の波、小鳥のさえずり、川のせせらぎなど)
- 映画やドラマを見て感動する
- 瞑想(マインドフルネス)をする
- ヨガをする
- アロマセラピー
- ガムを噛む
上にあげた生活習慣を実践すれば、セロトニンを増やすことは可能です。私も上に上げた生活習慣は、ほとんど全て実践しています。ただ、身近に公園や自然が無いなどの環境に恵まれないこともあると思いますが、まずはできることから始めていきましょう!
特にバナナを食べることは、手軽にセロトニンを分泌させることができる食事習慣です。セロトニンを作るためには、トリプトファン、炭水化物、ビタミンB6の摂取が必要になります。なんと、これらの栄養素はバナナにはすべて含まれているのです。
こうした生活習慣をいくつも実践すれば、脳ストレスに対処する力を身につけることができます。
今日の実践!
まずは近くの公園にピクニックに行き、ウォーキングをしてみましょう!お腹がすいたらバナナを食べれば、セロトニンを分泌するための生活習慣としては十分です!